【例文アリ】添削のやり方・注意すべき8つのポイント【現役編集者が教えます】

添削のやり方がわからない?

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作文、レポート、答案、文章、詩歌などを、書き加えたり削ったりして読みやすく修正する作業のことを、「添削」といいます。

今回は、普段私たちが添削を行う際にチェックしているポイントや基本的なやり方をまとめてみました。

添削を行う立場になった人はもちろん、自分が書いた文章を推敲する際にも役立つと思うので、ぜひ最後までお付き合いください。

添削ポイント1.誤字脱字がないか

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文章中の誤字脱字を見つけて修正することは、添削の基本中の基本です。

私自身、どんなに誤字脱字に気をつけて執筆していても、完成した文章を推敲するとほぼ100%の確率で誤字脱字を発見します。

特に、「意外/以外」「関心/感心」「行為/好意」などの同音異義語は、パソコンの変換機能を使うと間違いやすいので要注意。

「従来のの」「私はを、」「僕はが」などの助詞や「しています、」「だったので。」などの句読点の誤字脱字もかなり多いです。

また、「シミュレーション/シュミレーション」「コミュニケーション/コミニュケーション」など、いわゆるカタカナ英語も間違いやすい傾向があります。

添削ポイント2.主語と述語のねじれと抜け落ちを修正する

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他人が書いた文章やコメントを読んでいて、「なんとなく意味は伝わるけど、違和感がある」と感じたことはありませんか?

そんな時は、主語と述語がねじれている、または主語と述語のどちらかが抜け落ちている可能性が高いです。

そもそも、基本的に文章は「誰が(何が)」にあたる主語と、「ある(いる)」「どうする」「どんな(様子)だ」を示す述語の2つがないと成り立ちません。

例えば、「花びらがヒラヒラと舞い落ちた。」という一文は、「花びらが」が主語、「ヒラヒラと」が、状況をくわしく説明する部分の修飾語、「舞い落ちた。」が述語になります。

このように「主語+述語」や「主語+修飾語+述語」で成り立っている簡単な文章であれば、主語と述語のねじれは起きづらいのですが、何行にも渡る長い文だとねじれが起きやすくなってしまいます。

この主語と述語のねじれや抜け落ちを修正することも、添削の仕事の1つです。

※主語と述語のねじれについてはこちらの記事で詳しく説明しています。

添削ポイント3.文をなるべく簡潔にまとめる

あまりに一文が長いと主語と述語が離れてしまい、読み手に文章の意味が伝わらない可能性があります。

この仮説に基づいて、まずはAやBをCに置き換えて、国内での販路を確立しながら海外市場に進出するという構想の蓋然性を検証することがこの計画の主目的として設定しているが、エネルギーや〇〇技術の知見を有する会社がこの計画に参画していない中で、どこまで具体的な成果が得られるかは疑問。

このように一文が長すぎると、文章で本当に伝えたいことがどれかわからなくなってしまいます。

この仮説に基づき、まずはAやBをCに置き換え、国内での販路を確立しながら海外市場に進出するという構想の蓋然性を検証することが、この計画の主目的として設定されている。

しかし、再生可能エネルギーや電気分解技術の知見を有する会社が計画に参画していない状況下で、どこまで具体的な成果が得られるかは未だ不明瞭である。

句点(。)や接続詞を使って、適切な箇所で文を区切ってみました。

基本的に、文は長すぎるよりも短く区切った方が読みやすいのですが、あまりに短い文が続いていると箇条書きのような印象になってしまいますので注意しましょう。

添削ポイント4.表記ゆれを統一する

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同じ言葉なのに文章中で違う言い回しをしてしまったり、正しい表記と間違った表記が混ざってしまうことを「表記ゆれ」といいます。

名詞や漢字、カタカナなど、表記ゆれにはさまざまなパターンがありますが、まずは例文をチェックしてみましょう。

例:「今回ご紹介するPCは、売り切れ続出の人気パソコンです。」

「PC」「パソコン」が文章中に混在しており、表記ゆれが気になります。どちらかに統一しましょう。

例:「私はネコが大好きです。を3匹飼っていて、ねこグッズも集めています。」

「ネコ」「猫」「ねこ」が混ざっています。どれか1つに統一すべきです。

例:「ウェブサイトを成長させたいのであれば、WEBの全てを知り尽くしたwebマーケターに任せましょう。」

「ウェブ」「WEB」「web」の表記ゆれが気になるので、表記を統一する必要があります。

このように、文章中に登場する単語の表記がコロコロ変わってしまうと、読みづらい印象になるだけでなく、SEO的にも不利になってしまいます。

どんな文章でも、表記ゆれはしっかり修正していきましょう。

添削ポイント5.敬体(です・ます調)と常体(だ・である調)の混用は避ける

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文章を書く際には、敬体(です・ます調)と常体(だ・である調)どちらで書くかを、あらかじめ決めておくべきです。

会話文や引用文以外の文章で敬体と常体が混ざっていると、かなり違和感があります。

例:「私はトマトが嫌いだ。口の中で潰れる感じが苦手だからです。しかし、この前食べたビザのトマトは美味しく食べられました。」

→最初は常体(だ・である調)だったのに、そのあとは敬体(です・ます調)になっています。

例:「どんぐりを拾ってきました。クリスマスリースに飾るためだ。」

→最初は敬体(です・ます調)だったのに、そのあと常体(だ・である調)になっていますね。

このように敬体と常体が混ざっている文章は、どちらかに統一しましょう。

添削ポイント6.「思います」「考えます」を多用しない

「影」と「陰」の違いに悩む女性の画像

レポートやESを添削している際、語尾がほとんど「〜だと思います。」「〜だと考えます。」になっているケースがよくあります。

「思います」「考えます」を多用すると、全体的に説得力がなく頼りない印象を与えてしまうので、多用は避けましょう。

添削ポイント7.指示語(こそあど言葉)を多用しない

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「これ」「この」「ここ」「それ」「その」「そこ」などは、特定のものごとを指す「指示語」です。

指示語はとても便利な言葉ですが、多用すると何を指しているのかが分かりづらくなるので要注意。

例:「それは違います。あそこに行ったのはここが空いていなかったからです。」

→ちょっと極端な例文ですが、ここまで指示語が多いと何の話をしているのかがさっぱり分かりません。

「それは違います。カフェに行ったのは会議室が空いていなかったからです。」など、固有名詞に置き換えると意味が通じるようになります。

例:「その時はそれが何を意味しているのか理解できませんでした。しかし、そんな私を彼は許してくれたのです。」

→文章の意味が伝わりづらいだけでなく、「その」「それ」「そんな」など、同じ「そ」の音が続くと、文字のリズム感も悪くなってしまい、稚拙な印象を受けます。

タイミングやバランスをみて、指示語を正しく使いましょう。

添削ポイント8.同じ音の接続語を続けて使わない

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一文の中に同じ音の接続語が続くと、読みづらく稚拙な印象を受けます。

例:「そうして、私はこの手で彼へ最後の手紙を書いた。」

→「そうして」「で」「へ」は全て「え」の音の接続語です。

このように、同じ音の接続語が文中に多く存在すると、スラスラと気持ちよく読めなくなってしまいます。

例:「声が聞こえたので振り返ったが、そこには誰もいなかったので、そのまま帰ろうとしたが、妙な予感がして声が聞こえた場所へ戻った。」

→文章自体が長く、「て」と「が」の接続語が多すぎます。

「声が聞こえたので振り返ったが、そこには誰もいなかった。」

「そのまま帰ろうと思ったけれど、妙な予感を感じとり、声が聞こえた場所に戻ることにした。」

上記のように文章を2つに区切り、音が重複している接続語を同じ意味を持つ接続語に置き換えれば、文章を読みやすく整えることができます。

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今回は、添削のやり方・注意すべき8つのポイントについて解説しましたが、いかがでしたか?

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